私たちの年代が教師になった頃は,「荒れる学校」と言われた時期である。ガラスが割られ,校内にバイクや車が進入し,平気でシンナーを吸って登校。対教師暴力も日常茶飯事だった。その「修羅場?」を超えてきた私たちが,自ら体得したものは多い。
しかし,今,学校は,生徒を管理をすることで「学校を落ち着かせよう」としている。まさに,30年前に戻ろうとしている。生徒とどう人間関係を築き,どう指導をしていけば良いかをせっかく身につけたのに,それが伝承されず,「古い」「甘い」指導ということで理解されずに,見た目を優先し,生徒の心に入っていく指導が二の次になってきているような気がする。いわゆる「排除の論理」である。うがった考えで言えば,こんな楽なことはない。だって,問題を起こす子や起こした子を来させなければ良いんだから・・・。
それをしないような「技」を身につけた教師が減ってきた。また,そういう先生が,学校でないがしろにされていく現実がある。
私から見れば,歴史は繰り返すんだなと言うこと。ただ,その間の生徒たちはどうなるんだ。物ではなく,人なんだと言うことを考えていない気がする。でも,いつになったら,こういう事を考えなくても良い学校で働けるんだろう。もう少ししかないのに・・・。
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