2010年4月27日火曜日

とうとう処分が発表された!

 名古屋市立松栄小学校 教務主任 大藪享一 に対して,名古屋市教育委員会は,「懲戒免職」の処分を出した。本人も認めていると言うから,当然の処分である。ただ,あえて,私は,もし,これが,わからずに逮捕されていなかったら,このまま,教頭,そして校長へと昇進していって可能性が高いことからすると,このような人物を推薦したすべての人や組織,そして,それを追認してきた組織の責任は,考えないと今後も同じようなことが起きてしまうのではないかと思う。
 名古屋市教育委員会は,今回謝罪会見を開いた。他の責任ある人たちは,どう考えているんだろうか。

 最近,教務主任になる年齢や教頭校長になる年齢が,私たちの若い頃からは信じられないほど若くなった。若くてもリーダーシップをもって,ビジョンを語れるなら良いが,本当にそうだろうか。団塊の世代が退職し,その人員不足のために,若くてもそうせざるを得ないとすれば,その人選には,慎重にも慎重に決定する必要があると思う。

 経験もなく,人の上に立ってしまったら,特に学校内で起きる問題は,たった数年間ですべてを経験できない。中には,経験がなくても,本人の資質で乗り切れる人もいるが,そんなに数は多くない。今回の教務主任も,新聞によれば,「ストレスが・・・」と言っているらしい。よほどの能力がないと,経験不足からくるストレスはものすごく大きいと思う。
 特に,組合運動の幹部だったことからすれば,学校以外の活動もそうとうの時間を使っていたと思われる。そんな中で,人物が教務主任にふさわしいかどうかを,どう判断していくか。この事件をきっかけに,どうか,教育委員会には,考えてもらいたい。身内をかばうようなやり方ではなく,どう人を育てていくかを考えてもらいたい。
 そうしないと,こういう事件だけではなく,リーダーシップのない見かけ上のリーダーばかりになって,名古屋の教育界は,疲弊すると思う。

 よく言われるが,「なりたい人より,なってもらいたい人」という当たり前の事を実践してほしいものだ。良いリーダーを育てるシステムも考える必要があると,最近つくづく思う。今回の事件を「特別な事件」と考えていたら,前には進まないだろうな。
 こういう問題を前向きに考えていくリーダーに登場してもらいたい。

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