今日も,テレビのニュースで,救急患者の受け入れ先がなく,時間がかかり,結果として死亡するというものだった。確かに,悲しいことだ。ただ,医者が悪いと言い切れるだろうか。救急医療体制が充実していない地域で,ある意味「起こるべくして起きた」と言える。
もし,医者に余裕があったら,結果は違ったかも知れない。効率が求められ,医者も看護師もぎりぎりの数であったり,勤務時間もきつかったり・・・。この状況で「救急医療」もやれと言うのは。無理ではないか。もっと,医者の数に余裕があり,勤務態勢も人並みであったなら・・・。
実は,私たち教員にも同じ事が言える。良い授業をするためには,それだけの時間をかけて準備が必要だが,これができるのは,夜になってから・・・。これでは,体がもたない。もし,教師に余裕があったら,そして,中学校なら授業時間に余裕があったら・・・。そんなことを思う。今の時代,もはやこの「余裕」を持つことが無駄と言われてしまう。本当にそうだろうか。子どもに対して余裕のない状態で長期間過ごしたら,良い学校にはならないだろう。
今年は,私は,午前中4時間すべてに授業がある日が5日間の内3日間ある。教科のバランスもあるのだか,さすがに午前中全く余裕がないのでは,良い授業ができるだろうかと不安になる。まあ,もし,死んでしまったら,この時間割は残っているので,過労死にあたると言ってくれるかも知れない。その証拠としては,実にわかりやすい時間割である。他の先生と比べてみれば,それは歴然としているから・・・。また,勤務時間内で帰ることはない。ほとんど毎日,少ない日でも3時間の超過勤務になっている。これも,控えておかないと・・・。
まあ,死んだらどうしようもないけどね。
人間,余裕が必要だよ。怠けているんじゃないんだから・・・。
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