今,名古屋市では,小中学校にノートパソコンが配布され,いよいよ教師個人がパソコンを使用するようになってきた。しかし,その操作は,多くの場合不慣れで,しかも,トラブルに対応ができない学校が多い。
今回の配布でも「ワクチンソフト」は,各校でインストールするのだが,マニュアルだけで導入できるのかは疑問で,多少の知識がないとできない。また,職員室内のLANの設置やプリンタの設定も,全くの素人では,難しいのが現状である。
私は,昨年度に職員室内のLANの工事を一人で行い,各机からLANに接続し,プリンタで印刷できるようにした。当然,それなりに調べてやったのは言うまでもない。今は,ノートパソコンへのワクチンソフトのインストールやプリンタの設定も完了し,それぞれのパソコンから印刷やデータの共有もできるようになっている。
今回,特に感じたのは,多くの先生達からたくさんの質問を受けたことである。今まで,パソコンとは縁遠かった人も使うようになり,基本的な質問もあった。そこで,私は,各学校に「情報」免許の取得者を配置し,その人を中心に情報化に耐えうる学校にしてほしいと言うことである。いつまでも,個人の力量にのみ頼ってやっていれば,いつかは,情報の問題で大きな失敗が出てくるだろう。
最近は,個人情報の漏洩も多い。それも,情報やパソコンの知識不足であることも多い。これを,放置していたのでは,何度も同じ事が起こるだろう。やはり,ここは,時代の流れに沿うように,専門的な知識を持った人を配置することが大切だと思う。
折角,高額な「電子黒板」も使う人はほとんどいない。研修はやっても,それを使う余裕がないのもあるが,一度や二度では,覚えられなくて「宝の持ち腐れ」になっている。以前いた学校も,使った人を見たことがない。無駄だと言われれば,その通りになっている。もっと,使われるようにするにはどうするかという視点がない。まずは,使える人を学校に配置し,その人達から広げていくのが一番良いと私は思う。
まあ,ここまで,思い切ったことはできないかも知れない。でも,そうしないと,いつまでたっても学校は,情報化の流れに乗れず,いつまでも,旧式の流れで授業を行っていたり,配布されてくるデータの使用も不確実な操作で間違えたりするだろう。
メールでデータを送ることも難しいと思う先生達もいる。全員に対して研修もできないから,まずは,学校で,一人を中心にパソコンの活用方法を伝えるべきだろう。大きなミスが起きないうちに・・・。なぜなら,ノートパソコンを配布してから,質問がものすごく増えた。すぐに疑問点が解決できれば,もっともっと使うようになる。不安だから使わない。聞かないから間違った操作で,どうしていいかわからなくなる。
確かに,ハード面の整備は,整ってきた。しかし,それを使うソフト面については,なかなか進んでいないのが現状ではないだろうか。
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