トヨタのプリウスのブレーキの問題。実は,1ヶ月も前に確認し調整していたという。最初は,「確認中」とか言っておいて,実は把握していた。これは,嘘をついたと言うことになる。
とかく組織というのは,自分に不都合なことを表に出すことによる追求を避けたがる。これは,当たり前だが,ここで「幹部」の仕事が試されることになる。今回の件の担当者は,どう判断したのだろう。そして,それを認めた社長は,どう感じたのだろう。
組織が隠したがることに不祥事という物がある。最近は,結構表に出るが,なかなか出ずに知らぬ間に時間が経っていることもある。これが,幹部の判断を間違った方向に向けてしまう。「ばれなければ・・・」という気持ちが強くなる。ここで,その気持ちを抑えられる人は,実は素晴らしい判断力を持った人と言うことになるのかも知れない。しかし,こういう人は,なかなか認められないのが現実だ。多くの組織の幹部の内,ほんの一握りしかいない「正しい判断力」を持った人たち,組織はそういう人をもっともっと重用すべきだと私は思う。
上司の言うことを「はい,はい」と言ってきた人が,上司の意見と違うことを言う勇気があるだろうか。また,そういう事を言う人を出世させる度胸のある上司になるだろうか。はなはな疑問である。
これが,組織を停滞させてしまっていないだろうか。
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