2010年1月11日月曜日

再度,荒れる「成人式」に思う!

 昨日もこの話題を書いたが,今日は,教え子達の成人式でもあった。少し話をして思ったことは,「真面目に成人式」に臨んだ子達が我慢をし,嫌な思いをする。しかし,勝手なことをやる子達が,楽しい思いをする。まさに「正直者が馬鹿を見る」ということだ。これがまかり通っていけば,中には,「真面目に生活することが馬鹿らしい」と思ってしまう子が出ても不思議ではない。

 だからこそ,今,大人は若者に「真面目にやることは素晴らしい」と教えるためにも,頑張らないといけない。「悪いこと」「勝手なこと」は,ペナルティーがあることを・・・。残念ながら,間違った人権意識で物怖じしてしまう大人がいる現実。以前にも,ある県のトップが一括した事があったし,刑事告訴をした人もいた。「若いから許される」のは,内容にもよる。間違ってほしくない。
 私の教え子の数人は,途中で退席したという。退席すべきは,勝手なことをしている人じゃないだろうか。これでは,全く逆である。これが今の日本だ。

 リーダーがいなくなった。残念だが・・・。団塊の世代の人たちは,多くの集団の中で育ち,「事なかれ主義」に走ってしまったのではないだろうか。今,リーダーは,一世代超えた人たちになりつつある。これは大いに歓迎だが,まだリーダーに留まっている人たちには,今一度,先を見て,何をすべきかを考えてもらいたい。そうじゃなかったら,どんどん「真面目が若者」がダメになってしまう。これは,日本にとってはるかに危機なのである。

 「真面目にやれば報われる」という時代,ちょっと前はそうだった。いつからダメになったんだろうか。私なりの答えは持っているが,それが正しいのかはわからない。1つ言えることは,リーダーを育ててこなかったツケが今きているんだろうと言うことである。いっぱい素質を持った人がいたのに,見いだせなくて,また,育てられなかった人たちは,何を思うだろう。

 「成人式」をみれば,明らかに学校教育の間違いがあったと言わざるを得ない。100%ではなくとも,学校の責任は重い。当然,教育委員会の責任も重い。しかし,誰もそれには言及しない。だから,また同じ事を繰り返すんだろう。人がいない訳じゃない。リーダーの素質を持った人はいる。その人がリーダーとして活躍できない組織だから,日本中で同じ問題が起きてしまう。
 たぶん,何年かして,「これはいけない」と軌道修正をするんだろうが,もっと早くしないと「真面目に頑張っている人」の中に犠牲者が出る。「真面目にやっている」事が報われると感じたら,人間は頑張れる物である。しかし,その逆で,「いい加減」にやっているのと同じだと思ったら,余程じゃないと頑張れない人もいる。
 それを見分ける力,その力を持った人が必要な時代だ。

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