今年も荒れる成人式の話題がニュースになったが,もう何年もこういう話題が続き,また,家を失った人たちに援助したはずがそのお金を酒に使ってしまったという話題もあった。
現代は「正直者が馬鹿を見る」「真面目にやっていることが馬鹿を見る」社会になってしまったように思う。高校授業料無料化も良いとは思う。しかし,私たちの頃は,経済的な理由で進学しなかった子は多い。また,進学しても「自分のアルバイト」で頑張っていた子もいる。私自身も大学の授業料はアルバイトで支払った。
成人式でも「真面目に成人を祝う」人たちの事を考えてほしい。一部の勝手な人たちが「正直者が馬鹿を見る世の中」にしている。ではどうするか。簡単なことである。勝手な事をする人たちにペナルティーを課すことである。こういう事って,大人の姿勢ではないだろうか。警察官も歯がゆいだろう。命令する立場の人がその場しのぎになっているんだろう。もし,長期的に考えるなら,ここでなんとかしようとするだろう,数年で出世のために変わっていくような組織では,長期的な目線で物事を考えられないだろう。余程のリーダーシップを持っていないとね。 こういう事を一つ一つ解決していくような人を出世されないと,いつまでも変わらないだろう。学校も・・・。
要は,アルバイトをすれば通えるような授業料にすることの方が,勉学意欲もなく,ただただ遊んでいる学生達にお金を与えるよりはるかに良いことではないだろうか。「○○をしてくれない」「国は何もしてくれない」と過剰なほどの要求をし,それがまかり通っていることが,現代を「正直者が馬鹿を見る」世の中にしてしまってはいないだろうか。
過去にも私に知っている親子は,「生活保護を受けずに頑張ろう」と私が見ても涙が出るほど頑張っている母親がいた。確かに高校には行かなかったが,その子は,今は自分が親となって頑張っている。かと思えば,生活保護を受けて,親子で海外旅行に毎年行っている家庭がある。これでは,真面目に頑張っている人がかわいそうすぎる。生活保護を受けるべき人が受け,そうでない人は受けられなくしないと,あまりに不公平に感じる。
何度も書くが,高校授業料無料化より,「行きたいなら自分で頑張れば払える授業料」にすることを優先してほしい。「行きたいから頑張る」という当然の行動をしなくなって良いのだろうか。今の高校生がどういう生活を送っているか。そうでないなら,「高校は義務教育」にするのが筋ではないか。
私たちは「行きたいなら自分でバイトしてでも行け」という時代だった。今は,この考えは古いと言うのだろうか。もし,そうなら,日本は,いつか「他力本願」の国になっていまうような気がする。
余談で書くなら,私は仕事でもそういう部分を感じている。一生懸命頑張っているつもりのなのだが,結局,要領よく仕事をしたり,何らかの力がある人は良い思いをし,学校で懸命に体を壊すほど働いても評価はされないどころか,人の嫌がる学校にばかり転任させられ,誰も嫌だといってもたないクラスを持たされる。こういう生活を30年間やってきて,さすがに私も「いい加減にしろ」という思いだ。「真面目にやってきた人」<自分で言うのも変だが>が馬鹿を見る状態では・・・。
私は,もっと高所に立つ人たちに「この日本をこうしたい」という気概をもってほしい。当然,教育に携わる人には,もっと崇高な目標をもってほしい。自分や自分の周りだけしか見られない人は不適格だと思う。
まあ,無理だろう。ただ,かすかな期待は,名古屋市長が河村たかし氏になり,今までの役所を変えてくれるかも知れないという期待はしている。要は,上に立つ人が,いかに重要かと言うことである。しばらく様子を見てみたい。
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