2009年11月24日火曜日

教育委員会に報告していなかった?

 沖縄の中学生の事件でも「いじめを認識しながら教育委員会に報告していなかった」という報道がなされている。現場にいるものとしては,報告することには,問題がないと思うが,報告して次どうなるかを考えてみると,何とも形式的に思えてならない。

 想像だが,報告すると,教育委員会は,詳しく報告しろと言うことで,文書にするだろう。そして,「適切な指導をするように」と言うだろう。ここからは,報告の意味が曖昧に思える。要するに,何か問題が起きたときに「報告があれば良くて,ないとダメ」という風潮だから,教育委員会は,報告を求めるだけになっているような気になる。
 報告しやすくするには,報告に対して,しっかりと学校に主体的に関わり,校長を補佐し,指導にあたれば,それなりに効果はあるかも知れないが,報告だけを求めているとすれば,「報告したって,報告書作りだけだ。」と思えば,自ずと報告するのをためらってしまうのではないだろうか。報告は,何のために行うかの目的が違っているように思える。第1は,問題解決のためだが,ややもすると,マスコミや保護者対応になっていないだろうか。
 教育委員会改革の第一歩は,教育委員会が,何のために存在しているかという事から始めないといけないと思う。

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