2009年11月16日月曜日

授業の成立!

 学校が荒れる。まずは,授業が成立しなくなる。勝手に立ち歩いたり,大きな声で関係ないことを話したり,教科書すら持ってこなかったり・・・。

 今日,ある生徒が,「先生,どの教科が一番静かだと思う?」と聞くので,「どうして?」と聞き返すと,「うるさくて先生の声が聞こえない。」と言う。「えっ」と私は言った。すると「1位は,○○でしょう。2位は,先生,3位以降は全部うるさい。」と言った。まあ,私を入れてくれたのは,目の前にいることもあったと思うが・・・。
 私は,彼らの言うのがどの程度かはわからない。しかし,授業が成立していないと感じている子がいるというのは事実のようだ。授業が上手だとか,研究熱心だとか,そういう問題ではなくて,「授業中は,静かに先生の言うことを聞かせる」という事ができていないのだろうか。

 私は,今の学校に赴任して,とにかく,授業が成立しない状態であることを知った。文句を言わせてもらえば,2年生までの学級担任や教科担任は,責任を感じてほしいと思った。
 しかし,今また,同じ事が起きようとしているように思えてきた。授業が成立しなくなって,その先生をはずしていく。1年生で成立できない状態にしてしまっては,先は暗い。
 結局,3年生になって,全く子ども達の事を知らない転任者に担任をやらせる。たまったものじゃない。案の定,去年,私は,体調を崩したのである。持ち上がらなかった人たちは,私を見て,何を感じたのか聞いてみたいものだ。前にも書いたが,私は,去年の事を絶対に許さない。また,この転任を決定した前任校の校長や教育委員会を一生許さないだろう。 この学校の状況を知って,50過ぎの私を転任させ,突然中学3年生の担任にしたんだから・・・。しかも,学年で一番大変だというクラスの担任にしたんだから・・・。この学年を2年まで受け持ってきた私より若い人たちが持ち上がらなかったんだから・・・。 しかも,健康診断でも経過観察という状態で,持病をもっていたのに・・・。もう,病気にするための人事と言っても不思議のない事だったんだ。
 まだ,私が30代の頃,今のような学校にいたときは,どんなに大変でも逃げることは許されなかった。どんなに辛くても持ち上がってきた。ただし,それは,若いからできたことかも知れない。荒れた学校は,体力勝負の部分も多いのである。私をこの学校に転任させた大きな間違いは,私の年齢を考えていなかったことだろう。転任先が決まったとき,ある人が「先生ならやれるね」と言った。このことばは,私が,30代から40代なら素直に聞けただろう。

 さて,私は,この「授業の成立」は,出かけていって話を聞いて,研修を受けても全員ができることではないことを身をもって体験している。当然,その先生の人柄もあるだろう。それが大きいかも知れない。では,その人柄をどう生かしていくかを考えた方が良いように思う。そこに,アドバイスをしていくことこそ,重要に思う。私たちの若い頃は,現場優先で,先輩の先生達に教えられた。しかし,今見ていると,授業研究を主として考えすぎていないだろうか。まずは,子どもを把握し,授業を成立させることから始めた方が良いんじゃないかな。

 最後に,嫌みに感じるかも知れないが,今,私の授業は成立している。ただし,フルパワーである。土日は,体が動かないほどの疲れである。ところで,健康上の理由意外で3年連続1年生という人事には,私は納得できない。だって,その代わりに誰かがやらないといけないのだから・・・。これって,もう力量不足という判断になるんじゃないだろうか。もし,私がそうだったら,即座に退職する。

 ついでに勢いで書いてしまうが,よく自分の子どもが中学3年で,自分も中学3年だと困るという理由で,3年をはずす学校がある。しかし,私は,一度もこういう配慮をしてもらったことがない。私の2人の子どもが,ちょうど中学3年の時,自分も中学3年の担任だった。当然,入学式も卒業式も出たことはない。また,保護者会も重なって,何と,子どもだけでお願いしたこともある。こういう事って,伝わらないことなんだろう。迷惑をかけないように頑張ってきた。だからこそ,ここ数年の私に対する処遇に,怒りを感じてしまっている。
 ひと言で言えば「ここまで,頑張ってきてのに,最後は殺す気なの?」と。

 別の見方だが,子ども達がおかしい。本当におかしい。それは,保護者の感覚の変化に伴っているような気がする。また,もう一つ,小学校で「学級崩壊」と言われる状況で中学校に入学する子が増えた。席を立っていても注意すらできない小学校があるという事実。こんな状況をどう打開していくか,考えるべきじゃないかな。当然,私たち教員の質の問題も大きいとは思うが・・・。

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