昨日の夕方からテレビのニュースで,「学校側がいじめを認めた」というような報道が相次いだ。これは,学校側が何かを隠していたという論調になっている。
あるテレビ局が,その部分を明確に言っていた。それは,校長の会見である。いじめについては「把握していない」という部分である。しかし,教頭の会見では,過去にしろ「いじめ」があったという。どのように相手にとられるかを考えていない会見内容としか思えない。まして,報道は,時として「追求」という立場で事を進めるのである。
ただ,こういう大きな問題があったときは,必ず「教育委員会」の担当者が学校に詰めているはずで,当然,校長とも打ち合わせをしたと考えられるのに,こういう会見をさせたというのは,校長だけでなく,教育委員会の担当者の危機管理能力不足と言わざるを得ない。また,十分な調査もせずに発言させたとしたら,何のために詰めていたのかわからない。もっと違う言い方があったはずだ。
また,私は,この教頭の発言にも疑問がある。テレビによっては,現在も続いていたかのような報道になっている。細切れに会見内容が使われてしまうことは,よくあることで,無防備な発言に思える。言葉をどうつなげるかで,学校側の意図が伝わるのに,言葉を選ぶばかりに,途中で編集しやすくしてしまった感がある。
いずれにしても,中学生が焼身自殺をするという痛ましい・悲しい事で,保護者の思いを考えると,辛い。そういう状況でも,保護者宅へ行って,インタビューを試みていたテレビ局があった。保護者と思われる人が,「何もお答えすることはありません。以上」と言っていた。この「以上」という部分で,私は,「そっとしておいてほしい」という思いを感じたのだが,テレビ局は感じないんだろうか。
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