教員になって随分経つが,常に「学校を良くしたい!」と思ってやってきた。その思いを強くしたのは,「今日は,研究会があるので・・・」と,まだ,生徒指導で頑張っている先生方がいるのに出かける人がいたときである。しかも,自分のクラスだった。1度くらいなら,私も仕方がないと思ったが,何度もあると,「この人は,軸足はどこにあるんだろう」と違和感を持った。この人は,今,校長である。
それ以来,基本的に,学校で何かあれば,優先順位は,常に学校に置いた。しかし,それと同時に,研究会に行ける日は少なくなった。それだけ毎日,大変な学校に勤務していた。
今は,時代が変わり,学校優先でも許される研究会が増えたと思うが,私の若い頃は,ある校長は「学校と研究会とどっちが大事だと思ってるんだ!」と私に言った。この言葉で,私は,いったい研究会は,何のためのものなのかと考え,一切の会に出ることをやめた。
私も,今,若ければ,また違う教員人生もあったのかも知れないが,当時は,明らかに優先順位が違っていた。
今も,「学校を良くしたい!」という思いは,変わっていない。だから,頑張っている人たちと手を携えてやっていきたい。私は,ぜひ,そういう教師もいることを知ってもらいたいと思っている。私なんかは,まだまだで,私の知っている教師の中には,頭が下がるくらい学校のために頑張っている人がいる。以前ほどではないが,「学校に軸足」を置いていない人もいる。
私は,教育委員会の人たちに,この見極めをしっかりしてほしいと思う。「学校をよくしよう」と頑張っていた人から順に管理職にしてもらいたい。そうすれば,学校は,必ず「良い方向」に向くと思う。上の人の機嫌をうかがうだけの人は,管理職になることが目標になっていて,自分の所属している組織を優先して,「学校のこと」を考えてくれないように思うのは,うがった考えだろうか。
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