荒れた学校の建て直しは,1年でスムースにいく場合もあるが,多くの場合,難しい。しかし,焦る教師集団は,すぐに答えを出そうとする。それが,「見た目」である。子ども達の「心の中」を見ずに,型にはめようと懸命になる。これは,成功することもあるが,めったにない。
我が校は,今,その焦りの中にある。それは,以前は,落ち着いていたという思いだろう。だから,できるはずだと・・・。しかし,子ども達や保護者が変わっていることに気付こうとしていない。
数年かけた計画が必要な状況にも関わらず,強引に事を進めるには,それだけの教師集団の体力が必要だが,残念ながら我が校には,その力はない。
だから,子ども達は,今「なぜ,今年から厳しくなったのか。」そして,「去年何も言わなかったのに,今年はいうのか」という教師集団に対する不信感が渦巻いている。しかも,ごく普通の生徒でもそういう状態である。「言えない集団」が,他の教師に言わせるような状況に陥っている。それに気付いていない。
去年の負の遺産をそのままにして,今年だけはという気持ちはあるだろうが,もはや,2年生で崩壊している学年に対して行うのは,無理がある。
百歩譲ってできるとすれば,腕力のある教師集団しかない。今,半分以上が女性の先生なのに,力で押さえ込むことは,難しい。また,数人の腕力のある教師集団があったとしても,正当防衛でも手を出すなと言う方針がある以上,全く不可能な事である。絵に描いた餅とは,まさに,我が校の状況である。非常に,残念というか,悲しい。
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