今日,ある先生が生徒から暴力をふるわれた。殴られたんである。しかし,学校は,全くいつもと変わらない。何事もなかったかのように過ぎている。なぜ?
私は,ある先生から聞くまで,こういう事が起きたことさえ知らない。たぶん,その先生が教えてくれなかったら,全く知らずにいただろう。
私は,こういう事が何回も起きていて,今年一年,納得できる対応を一度も見ていない。と言っても私が考える対応ではあるが・・・。
「問題には毅然として対応しましょう」と言う。言葉で言うことは,誰でも言える。これを実行するのは難しい。しかし,毅然として対応というのは,対教師暴力に毅然として対応していくことではないのかと思う。だから,文章に書いた「基本方針」は,嫌いだ。できないことを書き綴って意味があるんだろうか。それを毎回読んで意味があるんだろうか。
この学校に来て,体を壊した。あまりにひどい組織だと感じた。と言うか,組織として機能していないとも思った。私は学校を考えたとき,まずは,「情報の共有」が一番だと思っている。それは,決して全員を集めてと言う意味ではない。例えば,主任会でも良い。そこから,今の状況を全員が理解できるようにすればいい。
最近,反省会があったが,今の自分の体調から,元々「有言実行」を信条に生きてきた私は,黙っているしかなかったが,今年一年の総括をすべきではなかったのか。何が彼らをあのような状況にしてしまったのか。私たちには,何が足りなかったのか。校長からの言明はなかった。
ご苦労さんと,それぞれの人が頑張っていてもダメなときがある。それが,今なんだと言うこと。組織的に動かないといけない状況だという把握はされないんだろうか。それぞれの教員の持っている良い部分をどう使って,子ども達を指導していくのか。全く見えない。
先生個人の力だけで動かせる学校ではないんです。組織の力で動かさないといけないんです。駒がない以上ある駒で戦うしかないんです。
リーダーが逃げているなと感じるのは,以前にも書いたように,荒れた学年を3年生で新たに転任してきた教員に任せたこと。5分の3が新担任。こんな事をすると言うことは,その個人の力に頼ろうとしたんじゃないのか。百歩譲ってそれだったとしたら,その職員の意見を聞いたかと言うことである。今まで通りのやり方を強いて,「頑張ってください」では,何ができると言うんだろう。
たぶん,来年度も同じ事の繰り返しだなと思う。変えようという意志が伝わってこない。今の学校は,私を含めて総入れ替えが必要なくらい,組織としての機能を失っている。こういう学校に自分の子どもを通わせたくはない。
今年,何人の先生が殴られたんだろう。何回殴られたんだろう。小さな事も含めたら,毎日1回という状況である。1つだけ書いておくが,以前勤めていた学校の校長・教頭は,生徒が手を出したとき,自ら保護者に話をし,厳しく指導した。同じ子が,何度も暴力をふるっているという事実もある。それでも,当事者指導なのか。私には疑問である。今年,対教師暴力で,私は,何度保護者と話をしただろう。でも,そこには,私一人の時もあった。
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