生徒の実態を把握できていない例として,いまだに思い出すことがある。それは,荒れた学校で花壇を作り,花を植えた。そして「こういう物を見れば,彼らも心が変化する」と言った。翌日,花壇の花は,すべて折られて無惨な姿となっていた。
私は,この考え方は,間違っていないと思う。しかし,すでに,この感覚をなくした状態の子ども達であるという「実態把握」ができていなかったのである。その時,私たち周りの教師は,こうなると予想した。人の上に立つリーダーは,実態を把握し,何が良いのかを見る,先見性を必要としているんだと思う。それがないから,対処療法のような指導になり,組織として機能しないんじゃないかと思う。
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