ある会議で,発言内容が「?」という部分があった。そこには,校長もいたが,その発言に対して注意もしなかった。
私たちが若い頃は,もし,こういう場面があると,校長か教頭から指導を受けた。私は,特に教頭から指導を受けた。今思えば,とてもありがたい助言であったと思う。また,歳を重ねるに連れて,あからさまな指導と言うことは少なくなったが,私の発言に「問題あり」と判断した校長や教頭は,すぐに読んで私の真意やその影響についての話をされた。
去年までは,そうだった。特に去年まで勤めていた学校の教頭は,そういう能力にたけていた。ある意味,尊敬に値するリーダーだった。私の方が年上になるため,相当気を使っていたとは思うが,私は,十分な指導を受けたと理解している。さかのぼれば,どの学校にもそういう人がいた。
思い出せば,初任校では,教頭。「おまえ,辞めろ」とまで言われた。2校目は,校長,「自分の考えだけが正しいと思うな。もっと,周りを見ろ。自分の思うようにやるには,思うように動く仲間を作れ!」と言われた。3校目は,「先を見すぎ,今をもっと考えるべきだ。」と言われた。4校目は,教頭が行動で示した。保護者を叱りつける行動でね。5校目は,さっき書いた,去年までいた学校の教頭だった。
こうして書いてみると,意外に幸せだったのかも知れない。必ず,その学校で,自分の事を考えていてくれた管理職がいた。
今の若い教師達は,こんな思いをしているだろうか。私は,不安である。今日は,それを強く感じたのである。「声の大きい人,強引な人」が大手を振って進んでいくことを阻止できない状況では,先は暗い。
また,今日,とんでもないことを聞いた。教師と生徒がトラブルになったとき,間近にいて,それを制止しなかった管理職がいたというのだ。多くの,特に女性の先生方は,その姿に唖然としたと聞いた。もし,意図的に止めなかったとしたら,もはや,「人」としての問題になってくる。または,自分は,目の前で何が起きても「偉い」んだから,見ているだけで良い。そうなんだろうか?
学校管理者として,生徒を守るのは当然だ。それと同じくらい教師を守る責任があるんじゃないだろうか。前にも書いたが,もう20年以上前,若くして亡くなった当時教頭がいた。校内暴力吹き荒れる時代,「私は,職員を守る義務もあるんです。」と新聞にコメントした。この言葉に,私たちは,どれだけ勇気づけられたか。これぞ,学校管理者だと思った。こういう人のもとで働きたい。20年以上経った今でもその名前をはっきり覚えている。一緒に働いたこともないひとであったのに・・・。「☆田 ☆一」という人だったな。
0 件のコメント:
コメントを投稿