2009年1月25日日曜日

経験は生きるか?

 昭和50年代半ばから昭和60年代前半,荒れる中学校が,全国に出てきた。当時は,外部機関を頼ることを悪とし,学校内で処理をしようとして,後手後手に指導がまわった。

 しかし,時を経て今,また同じ事が繰り返されようとしている。確かに,外部機関との連携は当時に比べれば比較にならないほどになっている。しかし,残念ながら,それを経験した教師が減ってしまっていると言うことである。あの時,何をし,何を思って行動したかを語れる教師が減った。
 特に,前線で活躍していた教師の多くが,管理職となり,当時とは違った行動をせざるを得ない。そこには,管理職として言えないこともあるだろう。

 今,当時を知らない教師達が,学校の中心となってきている。あたかもそれに間違いがないと感じているのかも知れない。しかし,私から見れば,そんなんじゃない。そんなに簡単なものじゃない。だから,この方法は,考え直した方がよい。そう思う場面が多い。

 もはや,私たち50歳を超えた,しかも,あの荒れる学校を経験した教師の経験は,生きる道を失われつつある。残念である。ただ,今の方法だと,また,同じ結果を生むとしか思えない。せめて,あの経験をした,管理職に頑張って,若い世代の教師達を育ててもらいたい。

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