義務教育段階での学校は,地域の学校に通わなければならない。当然,そこには,多くの「差」が生じる。私も6校に勤務し,その「差」を感じてきた。
しかし,その中でも「夢(ビジョン)」を語るリーダーはいた。一番は,校長のはずだが,そうでなくても,教頭・教務主任,そして学年主任にもいた。しかし,まずは,それを語れる雰囲気を作る役割の人が徐々に減ってしまった。そう感じるのは,自分が歳を取ったせいかも知れない。
ただ,去年まで,私は,常に子ども達に「夢」を語ってきた。過去には,学年主任として,学年全体に「夢」を語ってきた。学校には,努力目標なるものがある。そこに何が書かれ,それに向かって各所で教師達がどういう努力をしていくか。それに,どう助言していくのか。本当に,今,機能している学校はいくつあるんだろうか。
アメリカで,新大統領は,演説で「ビジョン」を語った。何も,難しい演説をしろと言っているのではなく,1つの組織を動かす「夢(ビジョン)」を語らないと,同じ場所にいながら,ちぐはぐな学校ができてしまう。そこに,学年間の差ができ,同じ方向を向かない学校になってしまう。何度も経験したことだ。これを立て直そうと考えている人たちが,動きやすく,地域から信頼される学校作りを真剣に考えていかないと「学校間格差」は,開く一方である。
たまたま,今書いたことを実践した数人に出会っている。今も,一人の教務主任に期待をしている。それを支える体制ができていない。そう思えるのである。教育委員会は,頑張る人を支える仕組みを考えてほしい。名誉職はいらない。
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