2009年1月4日日曜日

人間も物扱い!

 今日,テレビを見ていて,今問題となっている「非正規雇用」の事が話題になっていた。その中で驚いたのは,正規社員は「人事課」が扱い「非正規雇用」は,「物品課」が扱っているという話が出て,唖然とした。

 日本は,今どちらに進もうとしているのか。アメリカの真似ばかりする国になろうとしているのか。日本には日本の「やり方」があっても良いと思う。国際競争力を高めるためなら,人を人とも思わないやり方が通用するんだとすれば,もはや,人のための国ではない。私はそう思った。

 人を人として扱う国,それが日本の「心」だったんじゃないだろうか。私も最近,こういう思いがしている。30年近く働いてきて,初めて「物」として扱われてきたことを感じた。機械のように,これだけのことができるから,これをやらせる。ここには,「感情」はない。ご苦労様という気持ちもない。温情をかけてもらえた時代はどこかにいってしまい,今や,働く者は,「物」として扱われる社会。世も末だ。そう感じている。

 今,日本の歩むべき方向を,真剣に考えていきたいものだ。そこには,教育の大切さが出てくるはずだ。その教育に携わる者達が,「心」を忘れていたのでは,「心豊かな子ども達」が育っていくわけがない。自分の事しか考えない,「わがまま」な子どもが育っていくだろう。
 なぜ,教員をはじめ,教育委員会は,それに気付かないんだろう。学力向上は,必要だ。でも,それより上にあるもの,あるような気がする。勉強だけで競争して,それで,幸せなんだろうか。そのほころびがあちこちで「事件」という形で出てきているのに,なぜ,気付かないんだろう。あれらの「事件」は,特別じゃない。いつでも起こりうると私は,子ども達を見ていてそう思う。

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