2008年10月22日水曜日

バラバラ!

 学校が荒れてくると,職員間の考えに溝ができたり,疑心暗鬼になったり,あまりりよい方向にいかないことが多い。
 経験豊富な人は,自分が正しいと意見を言う。しかし,意見が違ったときに,どうまとまっていくかが問題だが,最後は,嫌な雰囲気になったりする。「船頭多くして・・・」の状態になっていしまう。私は,極力というか,全くというか,今年来た者としては,黙っていないと,また1つ違う意見が増えてしまう。

 ここで,必要なのが「強いリーダー」ということになる。これだけ,意見を言う人がいるのをまとめていかなければ,1つの学校になれない。生徒指導で言えば,生徒指導主事のリーダーシップは絶大だと思っている。だから,そういう器の人がやっている。
 万が一,そうでないと,人の意見で考えがころころと変わってしまえば,学校の柱はないに等しい。こうならないようにフォローしていくのが,任命者責任である。政治の世界でよく使われるが,選んだ人には責任がある。学校の生活指導を託したんだから・・・。

 私の2校目で経験したのが,学年間の争いである。「何をやっているんだ」と罵声を浴びせる人もいた。学年の生活をやらされた私は,その標的となっていた。職員会でも名指しで批判をされる。生きた心地がしなかった。ただ,それでも頑張れたのは,周りの先生達の理解と,校長のフォローだった。校長は,毎日のように私に話しかけ,仕事が終わると一緒に飲みに連れて行ったりもしてくれた。
 そこで,本当に学校をどう変えていこうかと,仲間で真剣に話をした。そこに校長がいたことは,後々,私たちを陰から支えてくれる結果となり,約3年で,学校は,ほぼ正常になり,5年後には,見違えるような学校になった。私にとっての自慢の1つである。
 でも,飲みに行ったときは,校長が「ごめんな,この学校始まって以来の最悪な状態の学年を突然任せて・・・。しかも,一番の問題児の担任で,なおかつ,生活担当にしてしまって・・・」という言葉を何度も聞いた。私の気持ちも少しは,楽になった。

 こういう校長が減ったのか,たまたま私が出会わなかったのか。ここ数年,出会っていない。ただ,数人のこういう教頭には出会うことができた。早く校長になって,その学校で勤めたいなと思う。今の学校では,全く評価されない私である。

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