今の学校に転勤して約半年,どうして,大変な状況に陥ってしまったのかの原因や遠因が,少しずつ見えてきたように思う。具体的には書けないことばかりだが,一つ言えることは,組織として機能していない状況だと言うことである。
問題が出始めたとき,教師集団は,どこに目標を置いて,子ども達を指導しようとしたのか。子どもに迎合することで問題行動をおさめようとしていなかったか。この方法が,時として,短期的には落ち着いたように見えるが,残り1年以上もある段階で取ってしまえば,持続できることは稀である。
そして,どうしようもなくなってきたとき,教師集団は,押さえ込もうと懸命になってくる。ここで,子ども達との戦いが起きる。「今まで,自分たちの言うことを聞いたのに,突然,聞かなくなったじゃないか」と対教師不信へと突き進む。当然,教師集団は,それを阻止しようと懸命になるが,時既に遅しである。
今,子ども達と話していて,その時期が,ある程度特定できてくる。しかし,なぜ,その時,学年として,あるいは,学校としての対応を良い方向に持っていけなかったのか。誰も気が付かなかったとは思えない。気がついた人はいたと信じたい。その人の意見は,どこで黙殺されたのか。
また,この状況を見て,何かの手だてを講じようという事はあったんだろうか。リーダーシップは発揮できたんだろうか。
なぜ,これほど,身内に厳しいかと言えば,今,子ども達と話す中で,これくらいの子ども達がやるようなことではない問題が,学校で多発しているからである。過去に何度も「どうしようもない状態」を経験した私からすれば,もっともっとできることが,あったはずだと言わざるを得ない。
言葉は悪いが,どれだけ指導しても放置しているのと同じ結果を生んでいるように思えてならない。かえって,放置した方が,良い方向に進んでいったかとさえ思える。これだけ,教師不信があっては,指導が通じていかないことは,ある意味当然なことである。
希望としては,学校は,一度,今回のことを総括し,何がどう間違っていたのかを追求しなければ,毎年,同じ事の繰り返しになる。たった,半年で,つかめたことが,2年間でわからなかったはずはない。
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