16歳で,原付免許を取って以来,何らかのバイクを乗り続けてきた。しかし,今年,体調もすぐれない日が多く,バイクから遠ざかる日々が続いた。特に,夏に一度もエンジンをかけず,もう数ヶ月間,乗っていないことに気が付いた。
この際,思い切って,バイクを手放す決意をした。思えば,高校生になって,すぐにバイクの免許を取り,大型バイク(当時のCB750)に乗りたくて,やっと免許が取れて,乗ったときは,本当に感動だった。まだ,ヘルメットをかぶらなくて良い時代だったこともあり,よく乗っていた。
大学に入ってもバイク通学をしばらくした。その後,皆より遅れて自動車の免許も取った。でも,バイクは必ず自宅にあった。教員になってからも,通勤には使わなかったが,休みを利用して,結構出かけるのはバイクだった。
しかし,50歳を超え,そして,体力の衰えというか,今年の激務に体が悲鳴をあげ,バイクに乗ろうという気持ちに変化が出てきた。「そろそろ,バイクも終わりかな?」と思っていた。9月も1度も乗らず,10月の今,やっぱりエンジンをかけることはない。いよいよ,バイクも手放すときが来たんだと思った。
ただ,もう一度,体力的にも精神的にも落ち着いたら,乗ってみたいという事になるかも知れない。しかし,乗らないバイクは,悪くなっていく。今は,一度手放そうと思う。何もない時代,バイクに乗ることが,青春だと勘違いしていた頃,母親にものすごく心配をかけた時代だ。鈴鹿サーキットのレーシングコースも走った。公道では出せないスピード感に酔いしれた時期もあった。寂しい気持ちもあるが,動かさなくなったバイクは,ただの塊でしかない。
ところで,今のバイク(フォルツァ)は,4年間のつき合いだった。良いバイクだと思う。また,乗る機会が来る日を楽しみにしているし,若い頃できなかった「バイクで日本一周」なんてできたら,こんな嬉しいことはない。
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