2008年10月11日土曜日

時代は変わったのか?少年の事件!

 事件を起こして警察に呼ばれる。私が教員になった頃は,子ども達は不安でいっぱいで,ある意味恐怖を感じていた。だから呼ばれると言うだけで,弱気になった。

 しかし,時代は変わり,今は,「先生,行ってくるわ」という軽い気持ちで行くのである。「ちゃんとして行けよ」というと「大丈夫だって・・・」となる。終わって帰ってきた子ども達は,「いい人だったよ。全然,怒られなかった」という場合が増えた。言い方が悪いが,事実だけを聞くというのに終始し,言わせるために「いい人」を演じているのかも知れない。
 警察を怖いと思わなくなった子ども達は,「これくらい大丈夫だ」という感覚になってしまい,警察に呼ばれることは,遊びに行く感覚になってしまう。これも自慢の一つになる。

 ただ,昔は,違った。お説教をしてくれる警察官がいた。事実の把握と共に,その説教で,その後立ち直っていく子どもが多かった。今は,警察に行って立ち直っていく子どもが減ったと感じるのは,考えすぎだろうか。子ども達が,警察へ行って帰ってきたときの表情が,今と昔では違う。
 今は,生活安全課というが,この名前の前,「少年防犯課」と言っていた頃の,警察官は,子ども達の将来を案じてした人が多かったように思える。 教員になってしばらくした頃,警察署に生徒を迎えに行ったとき,ものすごい勢いで叱られている自分のクラスの生徒を見た。すごい迫力だった。この子は,今,親になっているが,真面目に生きている。

 私たち教員も言われるが,本当にサラリーマン化してきているような気がする。事なかれ主義は,サラリーマン化を推進する。これではいけない。そう思うんだけど・・・。 一生懸命やればやっただけ,責められるのでは,やる気もなくなる。子どもを強く叱っただけで,親から猛烈なクレームをつけられれば,「言わない方が良い」と思う教員がいたって不思議はない。だから,校長が,保護者を叱る場面が必要になるんだと思っている。悪い連鎖に陥っている社会,まずは,大人のわがままに,学校は,毅然とし,問題が起きたら,積極的に教育委員会が,保護者を丸く収めるんじゃなく,間違いを間違いと指摘していかないといけない。モンスターペアレントが話題になったとき,減少傾向になったという。自分の言っていることが,他から見てわがまま(自分勝手)なんだと言うことを,教えてあげる。それが,子どもへ伝わり,将来に良い影響をもたらすと思う。
 教育委員会は,その責があると思う。自分のやっているときだけ良ければいいなんて思っていると,この国の子どもは,どんどん悪い方向に向かう子が増えるのは間違いない。

 

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