2008年9月13日土曜日

卒業生からのメール

 先ほど,卒業生からメールが届いた。私の体調を心配してと同時に,自分の近況報告もあった。今,若者に何が起き始めているのかを少し感じたメールだった。

 今は,就職も以前に比べて,難しくはなくなってきている。しかし,その勤務状態は,人を人とも思わない体制になってきている。価格競争が,人の心をなくさせている。そんな気がした。懸命に働いても,その給料は,生活できるギリギリ。結婚をして,生活をするためには,より給料の多い職業を探すしかない。
 少子高齢化の中で,若者が,将来に希望を持てなくなってきているのは事実のようだ。これは,政治家が悪いとか国が悪いというのではなく,国民一人ひとりが自分(会社)中心にしか物事を考えないからではないかと思う。
 大企業が中小企業に限界に近い要求をし,中小企業は,命を削るように仕事をする。そんな社会になっている。これは,大企業だけが悪いとは言えず,安いから買う。高いから買わないという国民が作り上げてしまった。
 昔を考えればわかるが,高いか安いかではなく,近所の店で買うことで,価格は二の次だった。価格競争が,今のようにはなっていなかった。

 今と昔のどっちが良いと言うだけでなく,このまま行けば,必ずや,弱い立場の人たちは,人間らしい生活ができなくなる日がやってくると思ってしまった。

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