2008年4月3日木曜日

学校を建て直した校長とできなかった校長!

 中学校が,学校としてうまく機能しなくなったとき,それに気づいて「建て直し」ができた校長とできなかった校長には,ある共通点があるように思う。すでに,6校に勤務し,その多くが「建て直し」が必要な学校だった。
 一番に出てくるのが,最初の勤務校の校長だ。この校長のリーダーシップは,目を見張るものだった。だから,ついて行く私なんかは,できなくて思わず「悪口」を言ってしまったこともある。しかし,そんな声は,全く無視で「自分のビジョン」を常に語り,自分で進んで行動した。後に,校長会の中でトップに立ったのを思えている。「やはりな」と思った。
 逆に,できなかった校長は,教科書どおりに行動していた人のように思う。「こういう場合は,こうだ」というように・・。そんなことは,教師だったら誰でも知ってる。そんなことを聞いているんじゃない。教科書に書かれていない部分を,どう伝えるかが重要なんだ。言い方を変えるなら,現場と遊離しているようなタイプ。前にもこの通信に書いたが,学校周辺でバイクが走った時「中学生が乗っているわけない」とか言って,私たちとのギャップを感じた。これ1つで判断はできないが,その後,この学校は,大変なことになっていったのは言うまでもない。

 教師は,それぞれに自分の指導方法や人生観が違う。それを,それぞれの教師個人の「力」のみに頼ってできる場合とできない場合がある。その判断ができる人,これも「建て直し」ができる校長である。2校目で経験した。この校長は,私たちの指導方法に軍配を上げ,他の教師にはっきり「この方法でやるから」と伝えた。相当の反発が起きたのは言うまでもない。しかし,校長の判断は正しく,それ以後,信じられないほどの落ち着きある学校となった。私たちは,「無理かも知れない」という不安を抱きながらも校長のバックアップをもらって頑張っていった。そういう雰囲気作りが上手な校長だった。

 親と一緒で,何もないときは問題ない。何か起きたときにどう行動するのかの違いが子ども達の成長に大きな影響を与えるんだと思う。良い校長に出会いたいものである。

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