2008年3月5日水曜日

半分の時間で・・・

 今日は,卒業式前の練習が行われた。リハーサルに当てられた時間は2時間。しかし,一度も止めての指導はなく,半分の1時間で終わった。

 3年生は,自分たちで考えて行動することが当然の事として3年間過ごした。だから,「言われる前に何をしなければならないか」に気づく。明日の本番が楽しみである。

 途中,他の学年の先生から,「どうやったら,こういう学年になるんですか?」と聞かれた。答えは,「指示を必要以上に出さず,自分たちで考えさせることを3年間やれば良いんです。」と言った。だから,一度も「静かにしてください」という事は言わない。あの子達には,「当たり前の事」なんだ。
 でも,ここまでに具体的にどう指導方法を考えてきたかは,一緒にやった人しかわからないかも知れない。もっと言うなら,それを盗む気持ちがなければできないことだろう。
 残念ながら,この先生以外に「どうするんですか?」と聞いた先生はいない。この先生は,少し,こういう学年の「良さ」を感じてくれたんだと思う。こういう先生が増えていくことを切に願う。旧態依然とした指導の継続は,子ども達の成長を遅らせてしまうように思う。

 私も改良しながら指導を重ねてきた。これも,先輩の先生のやり方を見て学んだ。人から盗んで,そこに自分なりの方法を追求することが大切だと思う。「なぜできない」と嘆いていても先には進まない。なぜできないのかを考え,こうするとこうなるんじゃないかと考えたいものだ。

 よく「前の学校ではこうだった」という先生がいるが,これは,「自分はこれ以上進歩できません」と言っているように聞こえる。こういう考え方こそ,学校に閉塞感を与えてしまっている。

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