2008年1月17日木曜日

手のかけ方

 家でも学校でもそうだが,子どもにどう手をかけるかを考えてみると,過保護とも言える手のかけ方をする人がいる。これは,親でも教師でもそうだ。

 「その子のためだからやる」という点では,同じだが,「本当にその子のためになっているか」という点では,疑問を感じることが多い。特に,学校でそういう場面に出くわす。ややもすると,その「お節介」をすることが教師の仕事だと勘違いしているんじゃないかと思うことさえある。
 もし,何かあれば,「今,この子にどういう指導をすることが,次回に生かされるか」を考えたい。よく言われるが,「転んだ子を自分の力で立ち上がらせる」という感じだ。しかし,学校では,すぐに手を貸して立ち上がらせてしまう。まるで,そうしないといけないかのようにである。

 特に,中学校では,大人へ向かう時期だ。社会に出たときのことも考えてやらないといけない。時として,その瞬間は冷たい対応だなと思えることもある。しかし,これは,「わざとそうしているんだよ」と思っても理解されず,折角起きあがるのを待っているのに,横から,手をさしのべて起きあがらせてしまう。その子は,手をさしのべた先生に感謝する。逆に,見ていた先生を冷たいと思う。
 こういう事が結構多い私は,あまりに多いと,腹が立つこともある。「なんで,この先生はわからないんだろう」と思う。意味があってしていることなのに・・・。こういうクラスは,どんどん指示待ち人間を作ってしまう。子ども達の社会ができていかない。ただ,先生の言うことは聞く。自分たちで問題を解決しようとする力がつかない。
 私は,特にこの点に力を入れてきた。しかし,なかなか理解してくれない人はいる。せっかく子ども達が成長してきたのに,逆戻りを始めたりする事も多い。

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