2008年1月20日日曜日

私たち「親」は,何を育てているのか?

 この歳で思うことは,「親」は,何を育てているのかという事である。当然,子どもを育てているのだが,子どもに何を求めているのか。子どもには,何も求めていないと言いながら,私たちは,何より「学力」を求めている。良い学校に入り,良い会社に入る事が第一条件になってはいないだろうか。

 親がすべき事をしなかった。数年前,ある生徒が「俺の親は,何も教えてくれなかった」と言った。「こういう場合は,こうするんだよ」という事だ。ある意味「常識」という部分だ。
 だから,平気で人に迷惑をかける。弱い者いじめをする。何か起きれば,すべて「他人」のせいにして,その場を逃れる。問題行動を起こして警察に捕まった中学生が「弁護士に相談してくれ」と言った話を聞いた。弁護士に相談することは悪いことではない。しかし,「やったことをやらなかったことにしろ」という大人の発想は,若者に「ずるさ」を教えることになる。

 私も反省することは,多い。ただ,今まで,自慢できることは,テストの点数が悪くて怒ったことは一度もなく,「勉強しろ」と言ったこともない。それよりも,「大切なこと」があるだろうと言い続けてきた。今,あまりに「子どもをどう育てていくか」を考えない親の行動に,危機感を持っている。

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