2008年1月17日木曜日

学校の存在価値

 高三の娘が,夕食の時「今日,半分くらい休んだ。」と言うので「どうしたの?風邪かな。」と聞くと,「センター試験対策で休んだんだって」という。私は,「へぇー」と言ってから,何となく寂しい気持ちになった。

 確かに,センター試験に関係ない教科の勉強をするより,自分に必要な教科の勉強を家や塾でやった方が良いのだろう。「でも・・・」と思うのは,時代遅れなんだろうか。娘に「おまえは,これからどうするの?」と聞いたら,「私は,学校に行って,授業進まないから質問する」と言った言葉にホッとした。

 高校の中には,予備校に行かなくても大学に十分合格できると言う。しかし,それを予備校からすれば,高校は,大学に入るための予備校化していると言える。それが,現代なんだろう。しかし,半分は,学校で頑張っている。何とか,この子達の希望が叶ってほしいと思ってしまった。

 今,学校とは,何をするところなんだろう。何ができるようになるところなんだろう。ゆとり教育からの転換が決まったという新聞を見て,大人の場当たり的な施策に踊らされている子ども達は,この先,どんな大人になっていくべきだろう。

 九九ができない大学生がいる。経営のために学生数を確保するためだろう。でも,これで良いのだろうか。「最高学府に学ぶ者としての行動か」と怒られた昔を思い出す。とても恥ずかしい思いをした。今,若者達に最高学府に学ぶ者としての自覚を持たせたいものだ。

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