2008年1月16日水曜日

人は,どうあるべきか

 今日,午後からある学校に出かけた。そこで,話す中で,「人は,どうあるべきか」を考えさせられた。よく,大人は,「勉強ができて,スポーツもできて・・・」という理想を持つが,『人のために役立つか』を考える人は少ない。だから,子ども達のそういう部分が正しく評価されない。
 世の中には,そういう部分を持った子がたくさんいるのに・・・。

 今日行った学校は,そういう私たちが,ややもすると後回しにしてしまう部分を評価している学校だ。廊下ですれ違う子ども達の挨拶,そして,態度は,ふと自分を昔に戻してくれた。昔は,みんな,こういう事ができた。しかし,今は,二の次三の次になった。極端に言えば,おじぎの仕方より,テストの点数である。

 よく,子どもを良くしようと言うが,まずは,大人がやるべき事がある。親は,自分の子どもに,何を教えるのか。勉強じゃない何を教えていくのか・・・。今,私の受け持っている学年は,これに挑戦した3年間である。先生に何かをしてもらったら「ありがとうございます」と言い,頼むときは,「これ,お願いできますか」と言う。
 最近,職員室で,先生を呼ぶときに先生のあだ名で呼ぶ生徒がいる。その学年の先生は,注意しない。もし,自分の学年だったら,間違いなく叱られる。何もあだ名がいけないのではなく,職員室という「公」の場でする態度でないからである。先生と生徒だけの教室なら,そういう事もあるだろう。しかし,この「公」という考え方ができない子どもが多い。それに挑戦してきた。私は,自分の学年の生徒が職員室でとる態度は,偉そうに書くが,3学年で1番だと思う。ここに,1年生から,「こうしていこう」「10年後に役立つことを教えよう」と頑張ってきた成果が出ている。

 親は,学校に勉強だけを期待しているかも知れない。ならば,「人として,どうあるべきか」を家庭で教えてあげてほしい。そうしたら,私たちの思いは,つながるような気がする。

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