2008年1月14日月曜日

成人式に思う事

 今日は,「成人の日」である。今,受け持っている中三の子達も5年後に,「成人の日」を迎える。どんな大人になるのか楽しみである。私は,常々5年後・10年後を見越して指導していると子ども達に言う。これは,言っておかないと,これは,できるようにしておかないとと思っている。

 この3年間は,「集団」をテーマに過ごしてきた。2年次までは,スタートから同じメンバーだったこともあって,相当私の考え方が浸透し,子ども達の行動もスムーズだった。3年になり4クラスの内2クラスが新しいメンバーとなり,やはり,私のやり方が普通でないのか戸惑う状態となり,心配した。子ども達も注意するポイントの違いに戸惑ったようだ。
 しかし,今は,この「集団」をテーマにした学年になじんでもらい,同じ道を進み始めた。私は,教師という者は,かくも「教師の常識」にとらわれるんだと言うことを身をもって感じた。1・2年は,若い先生と一緒だったことで,私の指示が徹底した。経験の多い先生には,ショックだったと思う。でも,今の様子を見て,気づいてくれたんだと思っている。

 今書いたように,私の考え方は,学校の常識的な方法とは一線を画している。その大きな違いは,3年生になったとき,こういう生徒にしようという気持ちで,細かに目標を定めている。しかし,それは,学級単位ではなく,学年単位で行動する。学級王国を作ってしまう教師には,とてもできないことだろう。できないと思われてしまうと感じるような先生は,辛いだろう。私の学年は,毎日授業後,生徒のことについて話し合いをした。良いことも悪いこともである。若い先生が「言うこと聞いてくれないんです」と平気で言える雰囲気を作っていった。
 そして,指導は,ほとんど学年で行ってきた。だから,どのクラスも同じ指導を受けることになる。そして,そこには,学年全員の教師で対応した。

 さあ,5年後の彼らは,この指導をどう生かして大人になっていくか。楽しみにしている。この方法は,間違っていないと思っている。ただ,今の学校では,この方法が認められなくなった。残念である。バックアップしてくれる人がいなくなってきたのである。ここ数年で,仲間と共に立て直してきた学校の柱が変わろうとしているのかも知れない。

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