先日,エスカレータに乗っていた子どもが重体になるという事故が起きた。エスカレータの安全上の配慮が欠けていたという。このことは,当然非難されるべきだが,最近思うことに,子ども達に「危険を察知する力」の衰えを感じることがある。
小さい頃から,「安全優先」で,危険を遠ざける努力を大人がしてきた。命に関わる問題もあり,当然だったのかも知れない。しかし,公園からブランコなどの遊具が消えたときもあった。ロープを使っての遊具もけが人が出たとたん使用禁止となった。
子どもの頃に,何が危ないのか,何をすると相手に迷惑をかけるのかを十分に体験せずに大人になってしまうような気がする。学校でもガラスをドンドンたたく子がいる。今は,安全のため割れにくくしてあるが,手加減を知らず大けがをする。また,ドアを蹴ったり,同級生をけったり,相手の痛みも理解できない子がいる。
話を戻すが,今のように遊具が多くなって,安全が当然の事のようになる場面より,何もない,広場で経験する事の方が,危険を感じる良い機会になるように思う。
エスカレータに乗れば,当然「どんな危険があり,何をしていけないのか。」とか,ブランコに乗れば,「なぜ,近くによってはいけないのか・・・。本来,危険を察知する力が身に付くべき年齢に身に付いていないように思えてならない。学校でも,小さなけがもあるが,大きなけがが増えている。
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