急に教師が必要になった。しかし,探しても見つからない。特に,理系の先生がいない。だから,現場は,困っている。
新卒者の教師希望が減っていると聞く。ニュース報道で教師に対する夢も消えてしまうのだろうか。年々採用試験の競争倍率が下がっている。なりやすくなって良いという話もあるが,「あれっ」と思うような人材が採用されてしまう。
国づくりは「人づくり」だと思っている私には,今後が心配になる。採用試験の倍率が高い頃は,勉強だけができる教師の採用が多かった。私たちが若い頃のように「当然,若い教師は運動部の顧問」ということもできなくなった。「この部活お願いできますか」と言われても「できません」という返事である。事情があってできないこともある。
もっと困ったことは,何か起きたときの「責任問題」がある。だから,昔のように無理にお願いはしなくなったのである。
いずれにしても,当然教師は,集めなくても集まる時代ではなくなってきた。それだけ魅力のない職場になったのかも知れない。かく言う私も,自分の子どもが「教師になりたい」と言ったら,「やめとけ」と言うだろう。それは,本当に大変だからである。
ただ,大変だけど,やりがいはあるんだ。これが見つけられるには,20年はかかる気がする。世の中が,もっと「子どもの教育」を真剣に考え,行動すれば,自ずと素晴らしい資質を持った教師が集まってくるだろう。
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